紙めくりて

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アトピー性皮膚炎のボディケア。日常生活で気をつけること

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最近アトピー皮膚炎の症状に悩まされているので、ボディケアについて気を付けていることを備忘録としてまとめておこうと思います。

私の場合の注意点なので、全員に当てはまることではないと思うのでご了承を。
なんの症状に悩まされているの?
とにかく、痒みがひどい。痒い、掻きむしる、そして痒い。
私の場合はケアしにくい場所が特にひどく症状が出てしまっている状況。
薬の塗りにくい背中と頭皮の症状が強い。
乾燥して頭皮はフケが多い状況あとは、荒れやすい陰部。なんだこれ、書くの恥ずかしいな……うんでも、まぁ、そういう状況。
酷いときは全身痒くて、夜も眠れなかった。あられもないところが痒くて、排泄物が沁みるときとか、自尊心をごりごり削られる。
私の試した対処方法
世の中には色んなボディーケア商品がありますが、薬用と医療用品は違います。人気なのはニベアとか、色々あるけど。
本当に症状に悩んでいるときにすることは、簡単で単純なことなんです。
興味をもって読んでくれている人には身も蓋もなくて申し訳ない。
本当にひどい皮膚症状に悩まされているときは、うちみたいなブログや口コミでいい商品を探したり、ドラッグストアで悩むより、皮膚科に駆け込むこと
そして、痒みや症状を根気よく訴えてください。
信頼できるお医者様なら、症状を伝えたらわかってくれるかもしれないけれど。始めてお会いするお医者様はわかってくれないかもしれないので。今ものすごく症状で困ってるんだよ!!って訴えてくださいね。
「相手はプロなんだから察してくれるだろう」では、だめ。
相手はプロ以前に貴方と同じ人。超能力はないです。
医療現場はクレーマーや変な人に、一種慣れてます。ちょっと強めに症状訴えたぐらいでひかれないので、苦しい時は苦しいって主張しちゃいましょう。 
そして、ちゃんと薬をもらってきてください。肌の状況に会わせて薬を出してくれると思います。
まずは炎症を抑えないことには話が始まらないので、根気よくこの炎症を沈めていくことになります。
この炎症を鎮める作業が、やはり医薬品でないと難しいんですね。
おそらく、ステロイドと保湿剤の組み合わせで取り組んでいくことになると思います。
ステロイドにも強いステロイドと弱いステロイドがあります。その選択は医者におまかせしましょう。
場合によっては抗アレルギー薬の内服を併用するかもしれません。抗アレルギー薬というのは、花粉症の季節にお世話になる、アレグラなどの商品です。あの薬には痒みに関係するヒスタミンを抑える効果があるので、実は痒み止めとしても使えます。
私の場合は、アレグラぐらいの中程度の薬では効かず、副作用を度外視して少し強いアレロックを内服しています(抗アレルギー薬の副作用はご存知眠気です。ドラックストアで売っている睡眠薬は、実は抗アレルギー薬だったりするんですよ)
まぁ、私は酔い止めでは寝るけど、抗アレルギー薬では寝ないので。全く困りませんでした。
40代以上の人はステロイドって悪いものなんじゃないの?って思ってるかもしれません。実際、ステロイドホルモン剤で、薬事法では劇薬扱いになっています。
が、体に塗るのは飲み薬とはまた違います。
医療って結構物事を天秤にかけて、より利益が多い方を選択する思考が多いです。
副作用と症状が治まることによる利益を天秤にかけます。医者は当然症状を鎮める思考が重いように思います。どんな選択をするかは、医者に貴方の訴えをしっかり伝えて、一緒に選べると理想かなと思います。
私は、痒みが強かったので追加で飲み薬も出してもらっています。
原因が分からなかったので、アレルギー検査も行いましたが、花粉しか反応が出ず、「これはアトピーでしょうね」と言われました。
診断は消去法で攻めて行くので、しっかり病名が欲しいならそれなりに手間をかける必要があると思ってください。逆に病名がなくてもいいから、今の症状を治めたいというなら、症状にだけ対応してもらえばいいと思います。 
アトピーの場合、症状が治まるまではステロイドで消炎し、治まったら保湿剤でその状態を維持していく形になります。
なので、ちまちま薬を広範囲に塗っていくことになります。それなりに手間ですが、ステロイドの副作用と無縁でいるには、短期間で決着させた方が長い目で見ると使う薬の量が少なくなります。使う薬が少ないということは、副作用が出る機会が減るということです。どんな薬でも、長期利用していると副作用と遭遇する率が上がります。
薬を広範囲に塗るのは手間ですが、出された薬を指定された期間で使い切るつもりで、大胆に使って行くのがこの病気の治療のコツだと思います。
なので、まず第一段階としては
・皮膚科を受診する
・処方を受ける
・面倒でももらった薬を、言われた期間で使いきれるように抜かりなく塗る
この3つに尽きます。
先程も言ったように、まずはアトピーの炎症を鎮めないことには始まりません。
短期必勝。一撃必殺。瞬殺で行きましょう。
ニベアがとか、どこそこのボディクリームがいいのよとか。
そういうのは炎症を抑えて、小康状態になってからのお話です。
 
処方薬に不満はたくさんあります。
夏場に使うと熱が篭るとか、べたべたするとか。あと、致命的に女子力のない匂いです。
でも、やっぱり処方薬が一番効きます。
一時期アトピー御用達のヒルロイドが美肌クリームにいいとか、ネットで流行ったらしいですが……
なんておめでたい人たちなんでしょうね。
これ以外が使いたいと思っている私にはさっぱり理解できないです。
私はもっとさらっとした仕上がりの、香りのいいクリームが使いたいです。
でも、ヒルロイド使っている方が、どんな季節でもアトピー症状が出ない。
夜中に痒みで眠れないより、余程”マシ”です。
指がぱきぱきに割れて仕事中も痒くて仕方ないし、頭も痒いしフケも酷い。
そんな状態に比べたら、女子力のないクリームの方が余程マシというものです。
 
過去に、皮膚科医に相談したことがあります。
「これ、べだべたするし、匂いが好みではありません」と。
最近はヒルロイドも色んな形状があって、ローションや泡スプレー、クリームなど様々で形状を変えると、べたつきもある程度緩和するそうです。
(使用感としては、泡スプレータイプが日常生活の中で使いやすいなと感じました)
しかし、匂いに関しては、どれも同じだそうで……
このあと書きますが、どうも所謂いい匂いが良くないのかも?
相談した皮膚科医には「市販のものは症状落ち着くまで諦めて」といわれてしまいました。すん(´・ω・`)
香りつきってテンション上がって好きです。でも、炎症が治まるまでは我慢
 皮膚科に掛かる以外。日常生活で生活で気を配ること
皮膚科に通う以外は?って思うかも知れないんですが、それ以外にも注意することはあります。だた、それだけで症状が治まることはないと思ってください。
・化学繊維を避ける
女性が特にチェックしてほしいのは下着です。症状が下着のかたちに出ていませんか?ブラジャーは締め付けるし、金具があるので敏感になっている肌には刺激になっている場合があります。
綿や締め付けの少ない下着を炎症が出ている間だけでも使用しましょう
 
・シャンプーコンディショナー、ボディソープ
色んな種類のシャンプーやリンスがありますね。
私はフケが多かったので、色々と試しました。
ですが、皮膚科医に勧められた、太鼓判を押された商品は一つだけです。
キュレルです。
1本がアホほど高いので、続けるか正直悩んでいるところ。
でも、これから冬になるので、諦めて投資した方が後の憂いを断つかもしれません。

 

・柔軟剤を避ける

市販のいい香り。スメハラなんて言葉は最近聞くようになりましたが、敏感肌にもこの香り成分は良くないようです。

私は担当の皮膚科医には「是非やめてほしい」と言われたほどです。

家族からはタオルが堅いとブーイングでしたが、すっぱりやめてしまいました。

意外となくても過ごせるものです。

(追記)柔軟剤を使うのを辞めて1年近くたちますが、意外と普通に過ごせています。

むしろタオルの吸水力が上がって、快適です。

意外だったのは、柔軟剤を使わなくなってから柔軟剤の匂いが鼻に付くようになったこと。最近のは香りが華やかなので、すぐに分かります。スメハラってこうやって起きるんだなぁと思いました。

 

以上。

 最近気をつけているボディケアでした。