紙めくりて

本と文具好きのオタクがクリア冬のコスメで右往左往するブログ

2021.12.01~12.12 全6冊、読了後の感想走り書き

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年末年始

女子栄養大学のダイエットクリニック(女子栄養大学 栄養クリニック)

別にダイエットするつもりはないんだが、食事内容の見直しと最近のダイエット情報収集が目的。

栄養学とあるだけあって、根性論ではなく最近の医学に基づく科学的なもの。ダイエットというより減量が正しいかなと思う。健康的な減量を促すなら知識の補完としてお勧めできる。

ただ、これが出来れば苦労しねぇんだよなぁ。

健康ってお金も掛かるし、一種のマメさも必要なのかも。それをサポートするコースでウン十万必要ってマメさは買えるのか~すごい世界だ。肥満は貧困病なんかもしれないですね。おわり

ご機嫌ナナメの吉岡さん~福地翼短編集~(福地翼

珍しい漫画。積み本だったもの。

うえきの法則の作者さん。ツイッターなどで公開していた短編集をまとめたもの。ヒキヨセルとか「ははーそうなるか」と感心した。全体的にはほのぼの恋愛短編漫画が多い。電書で購入したのだが、サクッと読めて移動中にも読みやすいサクサク具合。安定の面白さだった。紙でも欲しい

和の色を楽しむ 万年筆のインク事典(武田健)

ツイッターで知って手を出したインク事典。日本全国で作られ販売されている万年筆インクをまとめて紹介している。ご当地インクなども掲載してあって、眺めているだけで楽しい。約700種掲載されていて壮観。巻頭には基本色の色見本一覧付き。全ページフルカラーで、A6文庫サイズ。本自体もコロコロとしたフォルムで可愛い。次買うインクの参考や調べものにも役立つ。

コンセプトも可愛くて、キングダムノートの日本の生物シリーズのインクが気になる。ラベルも可愛い。次インク買うときに探してみる。

建築知識特別編集 20歳まで猫が元気に長生きできる住まい

「建築知識」猫特集第2弾の単行本。猫ちゃんが長生きする家つくりに付いて特集した書籍。住宅の設計ポイントを紹介している。

建築知識自体が、割とマニアックな専門雑誌の類なので設計図なども出てくるため、猫ちゃんだけに釣られて読むと難しいと思う。最後には病気を早期発見するチェックポイントや健康管理方法。防災時の情報なども取り扱っており、猫と暮らすポイントがぎゅっと詰まっている。一般的な猫飼育書籍に比べるとマニアックな内容かもしれないが、可愛い猫ちゃんと長くお付き合いするには知っておきたい書籍。

間取りのすごい新常識 美しい住まいと家づくりシリーズ

人気設計者40人に聞いた「住みやすい間取り」の秘訣を集めた書籍。いまどき間取りの傾向から、暮らしやすい家をつくるための動線・収納計画まで「間取りづくり」を紹介した書籍。生活の動線を重視した間取りや斬新な間取りなんかもあり、変な声が出た。いや、この間取りはいやだなぁとか思うものもあったり、窓が大きいと大掃除大変なんだよなぁとか、建築費が掛かるよなぁとか、光熱費が掛かりそうだなぁ冬寒そう…とか。いい間取りって難しい。変な声がでたり、突っ込みいれたくなったり、いやいやいやと思うのもあったが、家の建設を考えている人には色々な事例があって参考になりそう。設計者さんとのすり合わせとか、何を重視したいのかとか、誰が住むのかとか、考えることがたくさんあるのだとわかる。

建築知識特別編集 犬のための家づくり

Q、お前家でも建てるの? A、残念私は賃貸派だ

帯のキャッチコピーが「愛犬のために住まいができること、全部教えます!」

強そう。

犬は猫以上に人と共に過ごすことを好む生き物。しかし、犬種によってはひとりになる時間が必要だったり、来客時の避難場所が必要だったりと設計計画が必要とのこと。

前にも読んだ猫ちゃん特集の犬バージョン。

建築知識は前述通り建築専門書。内容はかなり専門的ではあるのだが、家の設計工夫や実例、設計の目的なども紹介されていて参考になる。わんちゃん可愛いだけで読むにはちょっと難しい。床材の選び方や収納、犬種による特徴や生態など。国際畜犬連盟の公認された10グループごと、犬種の特徴やサイズも紹介。イラストも可愛い。健康チェックポイントや食べていけない食品一覧、災害時や避難時の注意点もあって、飼育マニュアルとしてもよい感じ。全体的に満足度が高い書籍。

大型犬の運動量を満たすために庭の通路を回遊させたり、吠える犬種のために吠え防止の中庭。道路のものに吠えてしまう犬種のために、窓の高さの考え方など。

家を建てる予定はないけれど、人間にとっても快適な家になりそうな事例が多く、読んでいて楽しい書籍だった。