2021.11.08~11.14 全2冊、読了後の感想走り書き
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気温差えぐい
- 人類にとって「推し」とは何なのか? イケメン俳優オタクの僕が本気出して考えてみた(横川良明)
- 自分でできる!印刷・加工テクニックブック 低予算でも素敵なデザイン(平田美咲)
- 2022年のスケジュール手帳についてのほにゃほにゃ
人類にとって「推し」とは何なのか? イケメン俳優オタクの僕が本気出して考えてみた(横川良明)
どうやって買い物カゴに入り、積み本になっていたのかわからない。
オタクによる推しとはなんだろう?と考察した書籍。著者のエッセイに近いかなと思う。いやぁ、面白い本だ。これが活字化しちゃうんだから、オタク=犯罪者予備軍と見なされていた時代から見れば、今は世紀末なんだろうな。文章はスピード感があって、一々単語選びが面白い。1ページ1つパワー単語をぶち込まないと発狂する呪いにでも掛かってるのか?と思うぐらいには、ぽんぽんパワーワードが出てくる。でも、結構経歴長めの一オタクな私としては「それな!!」と思う。推しは睡眠時間を削って健康を害するかもしれないが、推しは健康にいい。今は社会保険適応外だけれど、そのうち適応になるし病気にも多分効く。いや、とても面白かった。古典文学が~とか、文体が~とか、もうそういう重箱の隅はどうでもいい。面白い。
私がツボッたパワーワードは”好きな四文字熟語は「FC先行」です。”私も大好きだよ、その熟語!私は「完全受注生産」も大好きな言葉です。もっと流行ってほしい。あとは、”推しは心のストロングゼロ”が腹筋のツボに入りました。ふふふふふwそうね!!推しはいいぞ!!
推しがいると、見た目にも意識するようになるので、本当に推しの効能は万能。自分の見た目に興味はないが、それで推しが悪く言われるのは我慢ならねぇ!!わかる。それな!!私もメイクもお洒落もそのためにしている。断じて世の異性を喜ばせる為にしていない。推しのためだ。
4章、一番最後の節に「人類にとって推しとは何か」とまとめがある。本書の結びの節に当たるが、ここがよかった。きっともっと文学的な、詩的表現を好む人もいるだろうし、推しがいない人からすれば、結局推しとは何かわからないかもしれない。なんだこの著者。ここまで1冊、著者の推しについて話を聞かされた。全然興味ないんだよなって人。きっと本書は何も刺さらない。
でも、私にも一応推しがいるので。この結びの節は共感も覚えて、あー面白いもの読んだ。現場行きたいって本を読み終えられた。大変面白い本だった。
自分でできる!印刷・加工テクニックブック 低予算でも素敵なデザイン(平田美咲)
目に付いて適当に手に取った。低予算で出来る、印刷・加工手法を紹介した書籍。数を出すなら、大人しく印刷所に相談する方がいいと思うけれど(いい時代になったな~)自分で使う場合や少量の加工を行う場合、どんな加工を使用するかのカタログになる。プロセスは写真やイラストで、手順を細かく紹介している。概ねの価格帯も書いてあるのでイメージが掴みやすい。
製本の種類もたくさん紹介があり、自分で紙文具を作るときの参考にはなりそう。
でも、内容としての目新しさがあるかといわれると…、同じような本はたくさんありそう。あと、DIYが好きじゃないなら普通に買った方が綺麗だし便利かな(いい時代になったなぁ)活版印刷とかはやってみたいと思うけれど、やっぱり自分でやるのが好きなんじゃなかったらお金を積んでプロにお願いした方が楽じゃないかなぁ……と身も蓋もないことを考えた。問題は発注ロット数と己が不器用さ。
2022年のスケジュール手帳についてのほにゃほにゃ
やっぱり手帳カバーにほにゃほにゃ悩んで、図書館とかで使っているようなブックフィルムを貼ってみることに。でも、これが結構お高いのですな。いいお値段する。利点はセロハンテープとは違ってそこそこ厚みがある。何より経年変化で粘着面が劣化しない。これが紙の劣化に如実に出る(ので図書館の本にセロハンテープや付せん糊をつけて欲しくないのです。紙が痛む)
それでも革でカバー作ったり買ったりするより安いんだけども……うーんと思って色々と調べてみたら、YOUTUBEで100均に似たような商品があることを知る。厳密には、猫の爪とぎシートらしい。はーん?ダイソーで探さないとないかな~と思ってセリアを探してみたらあったわ…ネコちゃん用シート……(これで誤魔化されるネコちゃんいるの?)
でも、これ100均なのか。すごいな~~これ、粘着面の劣化とかどうなんだろう。
貼り損じしたら発狂するなと思いつつ、図書館でアルバイトしていた頃の記憶を掘り起こしつつ貼り付け。まぁ、失敗したら失敗した時に考えましょう。
そもそも何で付属のビニールカバーじゃなくて、貼り付けにするのか。
まず、基本は家に置くので、あれこれカバーに収納力を求めていない。
持ち歩く時は、別のポーチに他のノートとまとめて持ち運ぶ予定なので、とにかく薄くしたい。
触り心地が安っぽくて違うカバーをかけたいが、ビニールカバーを外すと紙のカバーだけで製本部分もむき出しになってしまう。
というわけで貼り付けてみました。
貼り付けカバーなら、ミドリの紙カバーにも入れられるサイズ感に。今はいいけれど、必要になったら恐らくA5サイズの他社商品に収納する事も可能でしょう。
触った感じはさらさらマット。ビニールカバーと違いテカテカつるつる感もありません。これでネコちゃんが誤魔化されてることはないだろうけれど、紙文具の表面に貼る分には問題ない感じ。カバーとカバーを貼り合わせるには接着剤とかビニール用の接着剤を使う必要があるかな?簡単な水滴ぐらいなら拭き取れそう。びしょびしょに濡らしたらダメだろうけど、水没したら諦めようね~。
ちなみに中はこんな感じです。何処に何を書くかシャーペンでささーと書いてます。
上にはスケジュール関係のメモ。スケジュール管理自体でするのでメモ。なので、書いてるのは大体「**イベントS(スタート)〆*/*」とか、「**発売日」とか、「****T(誕生日)」とか。予定が抜けても死なないものがメインです。
バーチカルの上段にはfitbitの睡眠時間をメモして、6時~翌5時まで時間軸を振ってみました。やっぱり24時間欲しい。1メモリ1時間。
右側には予定、左側には実際を書く予定。今年は逆で、書く場所をはっきりさせるためにシャーペンで線を引いて分けたりしていたんですが……。365日分の線を引くの面倒臭くて、線を引かなくていいように逆に配置してみます。そしたら線を引かなくてもごちゃ混ぜにならないかなぁと。気圧書いたりすると、まぁ、混ざるんですね。一先ずやってみましょう。やっぱりA5にするとA5スリムより広いですね。紙も安定のキャンパス。案外インクも抜けない。
順調に11月。このまま来年の手帳を増やさずに来年を迎えたいです。この構文がそもそもバグなんだよな。
隣に写っているのは……ツバメノートですね……いや、ノートはスケジュール帳じゃないからノーカンだろ。ノートは算出外。うん。
ツバメノートもよいですね~ペン先のすべりが程よいです。ガラスペンは滲んでしまったので筆記具との相性はありそうですが、やはり長年愛されている文具としての貫禄のようなものがあります。様式も様々で楽しいですね。
ノートはこれから来年までに増えても算出外です。ノートなので。