2021年のスケジュール手帳と来年に対して思うこと
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興味深い動画だなぁと見ていて思ったので、自分なりに読み込もうと思います。
私自身は、もう来年の手帳を購入しているんですけども(しかも何故か5冊ぐらいある)(なぜだ)
文具王が気になった2021年手帳を眺めながら withコロナ時代の手帳について考える。【文具のとびら】#341【文具王の文房具解説】
私なりに拘り、のようなものはありますが、特に手帳はその時の生活形式が露骨に反映すると実感があります。
営業よりの業務だった時は、バーチカル形式のスケジュール手帳が捗りましたし、
逆に院内で動き回る業務だった時は、手帳を持ち歩けないためマンスリーや小さいスケジュール手帳が捗りました。
大学生時代は時間割で動いていたので、レフト形式の手帳を使っていた記憶もありますし、病気療養中は1日1ページを使っていた事もありました。
スケジュール手帳はその時の生活や勤務状況、情勢を反映する鏡なんだと思います。
(ジブン手帳などの24時間バーチカルがいいと思ったのは、そもそもが私がシフト勤務で決まった曜日・時間が仕事にならないところから来ているとも思います)
この動画では、今の社会情勢を振り返り、今後の手帳の主力はどうなっていくのかな?と言うところをメインに話して下さっています。
図を書きながらお話しているので、講義の感覚でした。
◆ダブルスケジュール手帳形式
マンスリーが二つ付いているタイプだったり、カレンダーとガントチャートと一緒になっているタイプ。昔からあるタイプではありますが、家族とのスケジュール共有のために捗るのでは?と言うお話。
個人的に、これに付いては微妙かなぁと思います。
4人ぐらいだったら、グーグルカレンダーで一覧に出来ますし(これを昔会社で使っていました。監視しあってるみたいであまりよい気分ではないです)手帳で共有するよりはカレンダーとかに書き込めるタイプの方が、家族での一覧性が高いかなと思います。
ロフトとかで売っているこういうやつですね。
壁とか冷蔵庫にかけていると、お洒落感は減るのかな……とも思うのですが、アナログで攻めるならこういうタイプに行き着いてしまうと思うんですよね。
家族にずぼらが居るとちょっとした事故になりますし、家族間での予定の共有はデジタルに任せる流れになると思います。アナログだと勝てない領域だと思う。
逆に子どももずぼら、夫もずぼらだけど、妻としてお昼の心配をしなくてはいけない。
そんな世知辛いご家庭の場合は需要があるのかなぁ。
書いていて世知辛いな。その辺の自立心ぐらい身に付けろってんだ。
いずれにせよ、いずれデジタルに奪われる市場だと思いました。
◆時間非連動タスク
これは、困っている人がいる。なかなかここまでフォローしてくれるアプリやシステムは少ない気がします。あることにはあるんだけど、使い勝手が紙に負けると思うんですよね。
この本の所感を走り書きした時にも思いましたが、世の中の全てを24時間の枠に収めるのは中々無理がある。
1日はどこまで行っても24時間なんですよね。でも、タスクは無限に増えるし、きっちり場所を決めてやれないことが増えると、何処に書いたらいいのかわからなくなって挫折してしまう。
その痒いところにかみ合ったのが、バレットジャーナルなのかな。と思ったりします。
その流れで、マンスリーにフリーノートが付いているパターンもバレットジャーナルが流行り出してから増えたなぁと思います。
マークス 手帳 2021 スケジュール帳 ダイアリー EDiT マンスリー 2020年12月始まり A5スリム 週末重視の月間手帳 スープル 21WDR-ETJ01-PK
- 発売日: 2020/09/01
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◆1日1ページ
1ページに書くことがない!は、ずっとある悩みだと思う。
なので、小さいサイズになれば~とか、1週まとめて~とかは、前からある悩みが顕在化した感じなのかなと思ったりして聞いていた。
それこそ、雑誌の切り抜きを貼ったり、マステを貼ったり、そもそも日付を無視して使っていたり、勉強ノートにしたり……1日1ページの使い方は結構色々。日常のイベントが自粛しても書くことがある人はあるし、埋めるし、描けない人はやっぱり描けない。
その自由さこそが売りで、ハードルだとも思ったりする。
2021年は、ほぼ日でマンスリーのみのデイフリー版が出たりと、公式側も「えぇ!?そんな使い方してたの!?」に対応しやすいように調整しているんだなぁと感心したりしました。
私は書くときは1ページじゃ足りないし、書かないときは3行でいい。
でも、その余白から自分の余裕のなさが見えるので(具合悪いと手帳が白くなる)
それはそれで面白いと思うんだよね。それが面白いとか、自由だとか、そう感じる人とそうじゃない人みたいなね。それはコロナとか自粛とか関係ない価値観なので、あんまり変わらないかなぁと思う。ちょっとふわふわしてた表現だけど。
インスタとかでの見栄えについてはどうなんなんでしょう?私は見栄えとか考えたことがないのでよくわかりませんが……。
それこそ、オタクは自粛中もソシャゲやソシャゲやソシャゲでなんだかんだイベントだらけだったので、描こうと思えば書くことはあるんですよ。絵が描けないと1日1ページはやっぱりちょっとしんどいか。でも、今はスマホの写真が簡単に印刷できるので、それこそ趣味の世界だと思うんですよね。
それが見栄えに繋がるかと言うと……オタクじゃない人の日常が私にはわからんね。
もうオタクの方が人生長いし。
というか、そもそもインスタ映えって言う概念がよくわからん。こういうところツイッター廃民って感じw
◆手帳を買うのは来年の希望を買うこと
いい言葉だなと思いました。
手帳は今後ライフの記録を重視する方向に流れていくだろう、と言うのはもう前々からの流れ。予定はデジタルが最強なのかもしれませんが、デジタルで予定を眺めていてもやっぱり、予定の把握が洩れる気がする。慣れなのか。やり方が悪いのか。
会社の関係でカレンダーが仕事とジブン手帳と多重管理になってしまったときがあったのですが、1週間の感覚が希薄になってきてしまい……それはそれでよくないなぁと思ったりもしました。
なんというか、仕事がメインになってきてしまうんですよね。
世代感覚なのかもしれないのですが、メインは自分で。仕事は添え物のはずなんですよ。
業務の関係でデジタル手帳を使うのはいいのですが、利便性以上に、
仕事が人生の主役!見たいな顔で1日に君臨してるの、とても横暴で腹立たしい。
自分がメインになれるように手帳を使いたいなって。動画を見ていてぼんやり思いました。
何のために手帳を使うのか。手帳は結局道具なので、何を求めるか。使う側が考えないとダメなんだなとも思います。
でも、結局あれこれ頭の中でこね回すより、実際に走らせて使って振り返りしていくのが最短距離だとも思う。そうすると、来年の手帳を複数買いしている自分を正当化できるなwと思いました。
実際、2冊買え!!は結構ありありだよね。