紙めくりて

本と文具好きのオタクがクリア冬のコスメで右往左往するブログ

2020.10.18 読了後の本感想【ジャンル雑多】

スポンサーリンク

読了後の本感想。走り書き

対人関係が驚くほどラクになる!アドラーに学ぶ”人のためにがんばり過ぎない”生き方(桑原晃弥)

アドラー心理学の本、ではなくてアドラーに学ぶ本。

細かい章に分けて説明されているのでさくさく読みやすい。

その章自体も社会でよくありそうな具体的な悩みが多くて、とても参考になる。

アドラー心理学、と言われてもピンと来なかった人も、こっちの方だとわかりやすいのではないかと感じた。

アドラー心理学自体は「嫌われる勇気」など少し読み砕き難い文章が多いので、こちらは文章も難しくないし、例も具体的なので「あ、こう考えればいいのか」と小さいヒントに出会える可能性が高いと思った。

見返りを求めてがんばり過ぎない。相手と自分は違うもので、視点や課題を切り替えて考える。わかってはいるのだが、実戦するとなると難しい。

そこもフォローももっと手厚ければ完璧だった。

毒薬の手帖 クロロホルムからタリウムまで捜査官はいかにして毒殺を見破ることができたのか(デボラ・ブラム/五十嵐加奈子 訳)

アメリカの法医学。特に毒殺の特定に特化した歴史をまとめた本。

クトゥルフ神話TRPGのネタになりそうなジャズ・エイジの時代。

文体は推理小説かミステリー小説のような趣があるノンフィクション。

読み応えがある。ただ私はこの時代の文体に慣れていないので、噛み砕くのにだいぶ苦労した。

アガサ・クリスティ感が凄い。

のだが、これノンフィクションなんだよなぁ……一番怖いのは人間なんだなーーと宇宙猫顔になる。ただめっちゃ長い。

これぐらいの時代が好きな人、この時代のシナリオが書きたいときには参考になる。

当時の世界感も感じられてよき。 

令和02年 イメージ&クレバー方式でよくわかる 柏木先生の基本情報技術者教室(柏木厚)

本か?って言われると参考書じゃね?とも思うし、まだやりかけだけど今のところの所感まとめ。

他職種と話していて言葉がわからないとか、転職しようかなとか。

色々考えて勉強始めた。けども、参考書が山ほどあって困惑。どれがいいんだ。

友人達にオススメの参考書聞けばよかった。こんなに種類があるとは思わなかった。

表紙が可愛いからで選択。

イメージイラストでわかりやすく!を売りにしているが、言うほどイラストは多くない。文章はそこそこあるので、基本的な国語と数学が出来ることは前提。

ただイラストはにゃんこでかわいい。

時々よくわからない例えが出てくるので、んん???となる。まずはこれを1冊やりきると決めているので、他には手を出さないと思う。

でも、確認問題や過去問は別途買った方がいいかな。

どちらかと言うと暗記向け。私みたいに頭がさっぱり真っ白な人間が足がかりに使う分にはいいと思う。試験対策として使うにはこれ1冊では不足すると予測。

理解より暗記に傾いている感じがするので、理解しないと解けないタイプは苦手な参考書だと思う。まぁ、これ懇切丁寧にやってたら、ページ数えぐいことになるんだろうな。

索引がとても丁寧なつくりをしているので、わからない単語を見つけたときに知識の母艦にするのに向いてる。

一応確認問題が各章ごと5問ほど。累計200問近く載っているそうだが……

この領域の勝手はわからないけど、この量の過去問で足りるとは到底思えない。

別冊で過去問1冊は買っておかないと午前も怪しいんじゃないかな。

あと、確認問題は載っているけれど解説が貧相。この点に関しては不親切さに殺意を覚える。

総じて足りない部分は他書かネットで調べて補完すれば問題ない。

業務上で役に立つ本かと言われると、独占資格じゃないんだからそこまで期待するのは資格に対しての認識が甘い。と私は思っているので、そんなもんだろう。

全く知識まっさらな人にはオススメする。

あと猫が可愛い。