2020.10.13 読了後の本感想【ジャンル雑多】
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読了後の本感想走り書き。
今やる人になる40の習慣(林修)
目新しいことは書いていないが、例が具体的。今すぐ実践出来そうな話だなと感じだ。
文章がとても読みやすいな。するする読める。
と思ったら、テレビで見たことある人だった(今でしょ!?の人だ。TV全然見ないけど、流石に知ってるぞ)でも、私本選ぶ時に著者名見ないしなぁ……
日曜日の夜に来週の予定を予想して、事前に起こる事故を想定したり。
水曜夜に週後半には動きを調整。土曜日は完全に別人になるぐらいオフにして休息。
読みながら、うーんこれ、出来てないなぁ……と思った。ちょっと取り入れてみよう。思い返せば、もう水曜日だーー!!とか、日曜日半分終わっちゃったって嘆いたりばっかりしている気がする。
失敗や努力についてもわかりやすく書いてある。なるほどなぁと思った。
字は大きいが、文章はそもそも詰まってるタイプの自己啓発本。
それでも1~2時間ほどで読める量だけど、何度も丁寧に読んだ。
後半に行くに付いて、「いや、それはちょっと古くないか?」「うーんどうなんだそれは」と思う描写もちらほらあるが、概ね参考になる良本と感じた。
長寿大国が歩んだ苦難の道 日本人の病気と食の歴史(奥田昌子)
帯かと思ったら表紙だった。表紙の情報がめっちゃ多い。主張が強い。文字が多い。
和食と日本の病気の歴史を関連付けて解説した本。
データもそこそこあるし、読み物として単純に面白い。
読んでいくと和食と食養生と暮らしが見えて、自身の食生活を振り返るきっかけにもなる。現代に近付くにつれ、作者の怒りや嘆きも見える。が、それはそれできちんと事実も書き、考察していっているので文章として好感が持てる。
書き残して手元に置きたいと思ったのは曲直瀬道三の一文。中年を過ぎてから養生を心がけてどんな得があるのか?と言う問いに対しての返しがなるほどと思った。
世の中年男性の手帳に書いて回りたい。
この前に読んだ本の中にもあった「陰徳あれば陽報あり」に近い感覚。
目に見えない細部にも神様はいるんだね。
日本の病気の歴史を読み解くと、西洋医学の方が優れているかと言われると思い悩む。
一長一短なのかもしれない。
日本人は丹念に記録をつけ、情報を整理して、次代に引き継ぐ。
一見泥臭いけれど、また西洋とは違う感覚や研究をしていたことがわかる。それが成果を出した研究もあって、著者はそれが日本を長寿国にしたと考察している。
短期視点だとコスパは良くないけれど、長期視点だとコスパが良くなる。
予防医学に近い考え方をしていると、少し感心してしまった。
日本人にとってお米は信仰。炊き立て白米美味しい……
玄米と白米を混ぜてぷちぷち
自分だけはいつも「自分の味方」マイペースの力(和田秀樹)
自分に自信がないので、ほう?と思って手に取った本。
そこそこ古い。
凹んでいる時に読んだら元気になるかなぁ……どうだろうか。
終始「自分のことを愛してくれよ!!」って著者の強い願いを感じる。
それで愛せたら苦労しないんだよな。
でも、どんなことがあって誰に見放されても自分だけは自分の味方。
そう思えたら楽になるんだろうなと感じた。
若干ここ数年流行りのアドラー心理学に近いものを感じる。
万能ではないんだろうな。
文章はちょっと平坦で読みにくい。