ウィンター肌に実際に乗せて、ブルベ向きシェーディング3種を比較する
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こんにちわ、浦野あきら(@kamituduri7)です。
暑い日が続きますね。暑いとメイクがどろどろになるので嫌いです。
今日は、ブルベ向きシェーディングとして有名な3種類のシェーディングを比較したいと思います。
今回比較するのはこちら。
・チャコット メイクアップカラーバリーエーション 602ベージュ
・アディクション ザアイシャドウ 22 ダスディローズ
・キャンメイク シェーディングパウダー 04 アイスグレーブラウン
いずれもブルベ肌さん向けシェーディングとして有名な3種です。
そもそも何故ブルベはシェーディングに悩むのか?
シェーディングとは、顔に影をつけるために使用します。鼻筋などに影色をつけてやると、さも鼻が高いように見える。髪の生え際に塗れば面長を緩和。
えらに塗れば、出ているえらを削ったりと…
要は理想の顔面になるために、顔にメリハリをつける作業になります。
ブルベさんは一般的にはシェーディング難民が多いようです。
理由は幾つかありますが、一番は一般的なシェーディングは黄味の強いブラウンが多いからと思われます。
そもそも、黄味肌の影色に黄味が入ってなければ馴染みまないだろうと思いますので、大変妥当な話です。
ですが、ブルベ肌。特にドサマーやドウィンターさんは黄味が苦手だったりするんですよね。
あとは色白な方もシェーディングでは悩みかもしれません。濃いシェーディング商品も多いですからね。
ただ、色白=ブルベ肌は誤解なので混同しないようにしましょう。肌色はベースカラーには関係ないのです。
(余談ですが、ブルベ肌と言う表記も混乱の元だろうなぁと思ったりもします。
ずっと言ってますが、ブルベってことは、4分類だと夏春とか、夏冬とか、冬秋とか、冬春とか。全部ブルベになってしまいますよね…。でも、これ全部全然印象も得意カラーも違うんので…ブルベって表記は全く信用できません。が…この話は今回は置いておこうと思います)
世間一般でブルベ肌と言われている黄味が苦手なタイプの方が欲しいシェーディングは、
ずばり黄味のないシェーディング。
青みの強いブラウンか、グレーに近い色になるかと思います。
反対に色白さんにオススメなのは兎に角薄付きなシェーディングではないかと。
さて、前置きが長くなりましたが、先ほどの3種はそれぞれこんな感じ。
(使用感バッチリだね!!)
ぱっと見た印象はいずれもよく似た色味です。黄味のないブラウンですね。
実際に肌に乗せて比べてみよう
実際に肌に乗せてみるとこんな感じ。
見難いのでズームにするとこう。
うっわ、全然写真だと伝わらんな。
参考までに。私はプロ診断でブルーベース。
4分類だと1stウィンター、2ndなしです。
どちらと言うと、黄味肌ブルベってやつなのかもしれませんが……ブルベ同士肌をつき合わせて見比べたことがないので…??
見比べての所感
写真が悪いのか、光の具合が悪いのか分かりませんが…写真で言うとほぼ同じ色に見えます。実際に肉眼で見てみると少し印象が変わりまして…
チャコットが一番濃いです。あと、チャコットは赤っぽいかも。これ、多分つけすぎたらあざみたいになりますね。扱いにくそう。あとこれは色に関係ないけど、使っていると周囲がなんかこう、汚くなります。
アディクションは安定感がありますねー!程よい発色で、赤みもそれほどない本当に黄味のないブラウン?グレー?といった色味です(商品表記はマットなグレイッシュローズなんですけどね。ローズどっか行っていますね、これは)
アイシャドウのベースに仕込むと、サマーっぽいくすみアイシャドウに出来そうな色だと思いました。私は今シェーディングとして使おうとしていますが、これアイシャドウですからね(アイシャドウがアイシャドウとして使われない、ウィンターあるある)
ぱっと見た感じ、ちょっと日焼けして肌がくすんでしまった時の私の肌色だなって思いました。焼けても小麦にならないんですよ…(幼少期からの謎です)
ただ、シェーディング不慣れな方が使うならキャンメイクが安定かな。
元々キャンメイクのシェーディングは淡く付くイメージがあったのですが、この商品もこの3つの中ではダントツで薄付きです。兎に角淡く付きます。コントゥアリング技術がしっかり理解できていて、ガッツリ顔面を修正したい人だと物足りないかもしれません。あと淡いので、地肌が小麦寄りの人は恐らく発色しないパウダーです。完全に色白さん向けですね(世間ではブルベってこういうイメージなんだなぁ…虚無抱えて部屋の隅できのこ生やしそう)全体的にブルーベース向きって商品表記にあった通り、とても無難なシェーディングです。
価格の比較で言うと、キャンメイク<チャコット<アディクションとなります。
キャンメイクは限定品なので、店舗によっては乱獲(?)が進んでいるようです。
まだ郊外のドラストや田舎なら普通に売ってると思いますが…。(これが将来高値で転売されるのかと思うと腸煮えくり返りそう)
アディクションは元々アイシャドウなので、用量が少ないです。なので顔面にガッツリ影を入れるとコスパ面で難点が残ります。ただ、ノーズシャドウに入れるぐらいでいいのであれば、扱いやすく乱獲されていなくてお求めやすいかと…。
一番のオススメは?
これは完全に好みの域です。
どのぐらいの頻度で、どのぐらいの範囲に影を入れるかによって求めるものが変わるかと思います。あと、他にも100均やM.A.Cにもブルベ向きとされるシェーディングはあるようです。(私、M.A.Cはブルベ向きっぽい顔して、しれっと駄目な要素ぶち込んでくるブランドだと思っていて、怖くて手を出せないでいます)私は残念ながら持っていないので今回の3種での比較と相成りました。
この中で言うと、顔の広範囲にシェーディングを入れる標準的な肌の暗さの方→チャコット
顔の広範囲にシェーディングを入れる色白の方→キャンメイク
初心者→キャンメイク
ノーズシャドウだけ入れられたらいい→アディクション
といった感じかと思います。
極論、ですが。影を入れないという回答もあります。
コスプレして推しキャラの顔面を再現したい
自分の顔が嫌いすぎて無理
鼻低すぎて憤死する。
とか。そういうことがなければ、シェーディングはファンデーションの塗り方で工夫も出来ます。
なので、必須アイテムかと聞かれれば、そうでもないのかなと。
ずぼらなオタクは思ったりしたのでした。
別に面倒臭くなったとかそういうことではないですよ。えぇ。
キャンメイクは限定ですし、興味があればお手に取ってみてください。
通販は既に結構死んでるっぽいですね…あらー…