2020.12.18 読了後の本感想
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読了後の本感想。とは言いつつ、最近は全体的に専門書や自学のものが多いので備忘録
ひとりひとりの福祉用具ー福祉用具支援概論ー(市川洌)
私の福祉用具知識は、入社時で止まっているので復習がてらパラ読み。
福祉用具とはあるが、対象は高齢者かつ、施設や在宅での生活を支えるものがメイン。
タイトルに概論とあるほどなので、各項目について細かく述べてある。印象は教科書なのだが、福祉用具に対して専門的な知識を持ち、かつアップデートできている人材や職場はなかなかないのだなということ。更にそれを提供するのも難しい現状があるのだと感じた。コメディカルというより介護職が読むことを想定しているようには思う。概論と言うには浅いし、総論と言うには深すぎる。辞書かな?って言うぐらいのボリュームがあり書籍としての構成は教本寄り。How to本として読むには少し厳しいと思うが、この領域に対して知識を深めたい場合には参考になると思う。
血と戦慄の中国刑罰史 酷刑(王永寛/尾鷲卓彦:訳)
中国における酷刑の歴史をまとめた本。多種多様すぎて、酷刑展覧会みたい。ここまでよく考えたもんだなぁ……と感心を覚えるぐらい多様。歴史やエピソードまで豊富にまとめてあり、巻末に年表まである丁寧っぷりで歴史初心者にも優しい。
やっていること自体は結構グロいのだが、文体が淡々としているので読んでいてあまりグロさを感じない