2020.9.29 読了後の本感想【生物学書籍寄り】
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読了後の書籍感想走り書きまとめ。
化粧品を正しく使えばあなたはもっとキレイになる。(川島眞)
いろんな話が保湿に辿り着く。生物なんで陸地で生活しようと思った?いっそ鱗あった方が生き物してスマートじゃない??
乾燥!?保湿だ!美白!?保湿だ!!シワ!?保湿だ!!!
紫外線!?保湿だ!!!!たるみ!?保湿だ!!!!!アトピー!?保湿だ!!!!!
保湿しろって言ってんだろうが、変なもん肌に塗るんじゃねぇ!!
という、身も蓋もない圧を感じる。
私がほしいのは、じゃぁ保湿はどうするとベストなん?ってところなんだけどな。
保湿に対しての溢れる信頼と圧を感じる本。本文こんなにいらんくない?って言われると、せやな?全人類保湿しろで本文終わるな?って本。
目新しいことはないけど、医療分野ではグレーを白に塗ったり、黒をグレーに塗ったりするのはタブーだから誠実に書くとこうなるんだよなぁって思った。
イヴの七人の娘たち(ブライアン・サイクス)
うーんロマン。
ミトコンドリアDNAでヨーロッパを中心に「私は何処からきたのか?」を調べていく本。推理小説じみているが、中身は科学。
翻訳なので、読んでいて文体に癖を感じる。読み慣れの問題だと思う。
発行が古いので内容も若干古い(最後の皇帝ロマノフ家の件は、最後の2人もお墓が見つかったはず)が、読み物として面白い。
色々と冗長だと感じる部分はあったが、この本の根っこは訳者のあとがきに詰まっている気がした。遺伝子学的に見て、人類を国籍や人種に基づく枠組みにおさめる意味はなく、日本人は勿論この世の誰もが混血で、個々の人間として捉えることが肝心。
差別だとなんだととげとげした話を聞いていると、こういった捉え方がどこかにあればいいのになと思った。
内容に全く関係ないが私が読んだのは古い発行のものだったので、結構