2020.10.25 読了後の本感想【再度読んだ本】
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年末に向けて本を減らす予定だったのに、気付いたら増えていた。
おかしい。怪奇現象。
今回は積み本の整理。一度読んだ本を再度読んだので感想走り書き。
- 医者が教える正しい病院のかかり方(山本健人)
- 「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本(武田友紀)
- 苦しかった時の話をしようか(森岡毅)
- 酒好き医師が教える最高の飲み方(葉石かおり)
医者が教える正しい病院のかかり方(山本健人)
ツイッターで気になって買った本。
参考になる内容が多かったけれど、これを求められ続けるとお互いしんどいなぁ……と思ったり。でも、あの医者はやぶ医者だった!とツイッターに書く前に知っておいて欲しいことが書いてある。
「様子を見ましょう」の意味だったり、ネット検索の方法だったり。
本当にありそうなのになかった、知っていると役に立つ医療豆知識。
「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本(武田友紀)
タイトル買い。思い返せば、この人の別の本も読んでいた気がする。
(幸せのリストの方かな?)
あれと思い返すと、こっちよりリストの方が私的にはしっくりきたかなぁと思った。
一つ確かなのは、自身がどの診断を触っても所謂HSP診断に8~10割で該当してしまって、強度HSPに分類されることですね。しんどw
え、これ引っ掛からない人いるの?
でも、私は一応発達障害ではないそうです(実は病院で診察を受けたことがある)
HSPは心理学用語だしね。難しい話です。最近よく単語だけど、この辺りの線引きはしっかりしておきたいところ。事故しか起きないし。
こんなに気付きすぎて疲れてしまっても病気ではない。生き難いのにね。
最近この手の本が増えているのは、しんどい人が表に出てこれるようになったのかなぁ……としんみりもしました。幸せなのか不幸せなのかわかりませんが。
本を読んで驚いたところは、対策としてメガネの度を下げてしまうという手段が書いてあったこと。
実は私、児童の頃からメガネの度をわざと落としているんです。
視力検査の時にはいつも引っ掛かってしまうんですけど、度を強くしてしまうと疲れて、頭痛が酷くなってしまうんですよね。もうこれ、どうしようもなくて。
メガネ屋さんでは、車の運転に使わないなら疲れず使いやすい方がいいと言われて。
結局昔から度を落としていました。
(流石に車に乗る歳になって、運転用のメガネを新しく作ったのですが。もーーー疲れてしまって、車の運転は更に嫌いです)
パソコン用のメガネはもっと度を落としてあります。部屋で過ごしている時や具合が悪い時は専らこちらのメガネを使っているので、メガネの度を落とすのは効果があるんだと思います。酷いとメガネ外しちゃうしね。
イヤフォンを使ったり、マスクをしたり。今まで気付かずに何気なく疲れた時にやっていたことがオススメの方法として紹介されていて。あ、これ意味あったんだなぁと。ちょっと嬉しかった。
苦しかった時の話をしようか(森岡毅)
本屋の目立つところにおいてあったので、何気なく手に取った本。
個人的2020年ベストTOP10に入る良かった本。
自分語り部分も多くあり、経営者になっていないサラリーマンにはかみ合わない部分もあります。ですが、元々これはこれから社会人になる娘さんに読ませようと思って書いていたものだと思うと、むしろ好感になってしまう。
世の父親、特に今40代以上の方、私の父もそうですが。
自分の仕事している様子や仕事の泥臭いところ、嫌なところを家族や娘の前で見せるのを、やけに嫌がりますよね。父親は背中で語れとか、そういう言葉もありますが、背中で伝わるならヒトに言語は要らない。
この本は一般の人が読めば自分語りになりますが、娘さんが読めば父親の自分史です。
社会人になるにあたって、何を基準に生きるのか、自分の軸は何か考えるにあたって、一番身近なモデルケースは父だと思います。
つい、社会人になって華々しいところばかり伝えがちですが、実際の仕事って楽しいことだけじゃない。辛いこともあるし、酷い上司もいるし、苦しい事もある。
自分が絶対に我慢できないことはなんだろうと分析にするにあたって、無から考えるよりは近くの事例を参考に分析していった方が上手く進むのではないかな。
色んな人の考えが読めるから、自己啓発本漁りは辞められない。
ベースは就職をする若者向けだが、キャリアを考える人なら何歳が読んでも刺さる。
これを読んで鼻につくなら、そこが自分が目を背けているところなのではないか
キャリアを考える上で是非読んで欲しい。多分2~3回読んだし、また読む。
酒好き医師が教える最高の飲み方(葉石かおり)
職場の先輩にオススメされて読んだ本。
健康を考えるとお酒は健康に良くないらしい!でも、お酒が好きだからお酒を飲みたい!!そんな人のための、次善の策をまとめた本。
飲まなくて済むなら飲まない方がいい。結局は量を守ってというオチなのですが、これが難しい。男性の適正飲酒量はビール500mlですよ(約ロング缶1本)
飲みに行ったらかんぱーいで終わる。切ない。ちなみに女性は肝臓が男性より小さいので、適正飲酒量は男性の半分です。ビールだと250mlです。更に切ない。
なんとしても今まで同じ量を今後も飲みたい!!!と思って、本書を読むと「そうじゃねぇんだよ!!!」って本をぶん投げているかもしれない。いや、そうなんですよ。残念ながら。
しかも、お酒による健康への害がしっかり書いてあるので、これを読んで安心しようと思うと……「うわ、お酒控えよ」とか「そんなことはいい!!」って思うのかな。
海馬の短期記憶についてや睡眠については、あまり意識していない人が多いと思うので、アルコールの害に付いてはわかってるけど好きで飲んでるんだよ。って言っている人は一度読んでみて本当にその知識だけで合っているのか。答え合わせをしてみて下さい。
内容的にはおかしな内容ではないです。私は「せやな!」と思いながら読みました。