2020.11.11 読了後の本感想【自己啓発本系】
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本の感想走り書き。
感情の整理ができる女は、うまくいく(有川真由美)
タイトルでふーん?と思って読んでみたのだけど、怒ったり不機嫌だったりマイナスの感情をコントロールできないとこんな悪いことがある。それに対してこんな対策や考え方があるという内容。
怒りを頭を過ぎった時には、心の中で5数えて一端時間を置く。
よくあるアンガーマネジメントかな。
しかし、なんで女性限定で話してるんだこの人……
いや、なんでこれ女性限定なんだ。
怒りっぽかったり不機嫌な男性だって普通にいるだろ。
虚無かな?この本女性が書いてるんだからこの世は地獄だな。
細かくタイトルが分かれているので、読みやすい。話がごちゃごちゃしない。
でも、論理的な話があるのかというと、この人の考えが書いてある感じ。
生理学的だとか、心理学的だとかそういう根拠は薄いかな。
怒りのコントロールは男女問わずアンガーマネジメントを勉強するとよいと思った。
困ったら、「分け方」を変えてみる(下地寛也)
コクヨの社員が考えた思考の整理術をまとめた本。
タイトルが凄くわかりやすい。主張がこれにまとまっている。
内容はちょっと整理が付いていない。話がごちゃ付いている印象を受けた。
各章ごとにその章のまとめがされており、最悪これ読めば概ねわかるんじゃないかなと思った。物事を簡潔にまとめるの本当に上手い。
なるほど?と思ったのは子どもが自主的に部屋を片付けるレイアウト。会議での物事の分け方。講演会で満足度の高い椅子の配置。特に講演会で満足度の高い椅子の配置。人間の心理的要素が強い話だったのだが、言われて見れば私も端に座っているなぁ……と思い返して「あー」と思った。すみっこ大好きマン。
さらっと読めるので、手元に置いて何度も咀嚼したい本ではないが、内容はとても有意義だった。
マッキンゼー流 入社1年目 問題解決の教科書(大嶋祥誉)
マッキンゼーではこんなやり方をしてたよ!って本。
自己啓発本なのかなぁ、これ……。
まぁ、概ねマッキンゼーじゃなくてもビジネス書や自己啓発本とかで聞いたことあることが書いてあるんじゃないかな。
私は、マッキンゼーが凄いというより、出来た結果が凄いんだと思っているので、ほーんとしか思わなかった。
文章ちょっと読みにくい。なんでこんなに読みにくいんだろう。折角便利な図がたくさんあるんだから、それでまとめればいいのに。それでまとめたら情報殆ど内容なさそうだけど。
タイトルをみると、社会人1年目向けのHow to本を期待していたのだが……。居酒屋でおじさんがフンスフンス!ってしてる感じ。へーほーふーんイカ焼きはマヨだよね
「自分」の生産性をあげる働き方(沢渡あまね)
仕事における生産性を上げるコツやポイントをまとめた本。
自己啓発本の割にはめっちゃ分厚い。でも開いてみたら、文字がそんなに詰まってないので、中身はさらっと読める。自己啓発本とかビジネス書読み漁ってる人は、どっかで読んだ事ある内容が多いかもしれない。
ショートカットキーを覚えて~とかではなくて、マインド方面のHow toかなと感じた。
あと細かく節が分かれているので、内容のぶつ切り感がある。一個一個が短くて雑誌のコラムみたい。色々なネタをそのまま羅列して本にした感じといって伝わるだろうか。
自分が好きな仕事、やりたい仕事を自分に引き寄せる方法だとか書いてあるんだけども、既存の仕事だったり、3Kの介護業界はどうしたらいいんだろうな。自分の親が介護が必要になったらこの人はどうするんだろうか。やりたくないから、他人に押し付けるんだろうか。実際は、根性で何とかなるような話ではないからプロに任せて下さいって言うんですけどね。
オフィス想定の本だとは思うのだけれど、その何も皆が嫌がる仕事ってあると思う。その仕事は誰がやるんだろう。この人以外の、強く主張出来ない人がやるんだろうか。
と、ふと思ったりした。よい事も書いてはある。