2020.11.14 読了後の本感想【欲望に忠実】
スポンサーリンク
読了後の本感想。走り書き。オタク欲望に忠実。
恐怖の構造(平山夢明)
あ、普通に面白かった。
恐怖とは何か、著者によるホラー映画解説、ホラー小説を書くときに考える構造理解。
タイトルは、うーんちょっとずれているかなと感じた。心理学の本かと思った。
作者のホラー映画解説?分解?構造の考察は、読んでいてつまらなかった。
私興味ないんだなぁと思ったね。でも、不安>恐怖はわかる。
某ゲーム実況者が「暗いのは怖くない。田舎は夜になれば暗い。見えないのが怖い」的なことを話していたのを思い出した。
(そうだね……田舎はマジで夜暗いね。街灯もコンビニも少ないし)
最後の小説を書くときの構造の話は参考になったが、それでそのタイトル作ってるのは、説得力が減るのでは……?と思ったりもした。
遺伝子の不都合な真実 すべての能力は遺伝である(安藤寿康)
タイトルで手に取ったけど、あれ?この人の本、前にも読んだな??
なんか前回も突然教育の話になって「????」と思った記憶があるんだけど、今回も後半突然教育の話になる。遺伝子=教育に行き着くのは癖なんだろうか。
あと、この作者が反原発主義なことはよくよくわかった。
著書に政治思想が透けると私は超萎えるので、わーい、苦痛!!
あと、このタイトルは最近のマスコミ的な「不安や驚きを煽って、この本を手に取らせよう。」みたいなゲスな思考が見えてお尻がムズムズした。
なんだろう。なんだろうね、滅茶苦茶反論したくなる。
書いてあることが正しいようにも見えるし、誤っていると思う部分もある。
暗号解読 ロゼッタストーンから量子暗号まで(サイモン・シン)
オタク、推しの背景推理を読み進めていて、あれ?暗号解読について浚っとくかなって思って。とりあえず目に付いたものを引っ張ってきた。特に気にせず手に取ったので、私が考えていた内容とは違った。やっぱりちゃんと何を調べたいのか、焦点を絞らないと軸がぶれる。
本自体は、暗号とその解読にまつわる歴史上のドラマをまとめた本。ページ数が鈍器。
結構有名な著者だったらしい。へー。
読み物としては単純に面白い。歴史が好きな方がさくさく読めるかな?